遍照寺 ホーム開花情報秋告げる薄紅の花シュウカイドウ(秋海棠)可憐に咲く

秋告げる薄紅の花シュウカイドウ(秋海棠)可憐に咲く

2021年9月2日に公開 | 3年前の投稿

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   遍照寺境内は、桔梗の花が終わり、秋を呼ぶシュウカイドウ(秋海棠)が、綺麗に咲いています。
花期は長く8月下旬から9月下旬迄次々に咲き楽しむことが出来ます。
   この花は、観音様の飾りである瓔珞(ようらく)に似ていることから「ヨウラクソウ」とも呼ばれ60センチくらいの茎の先に薄紅色の花を咲かせ、境内の庭園
を華やかに飾っています。
   秋海棠の名前の由来は、秋にバラ科の海棠(カイドウ)に似た花を咲かせることからつけられました。
 
(花の咲き方が面白い)
    秋海棠は雄花と雌花のそれぞれを同じ株につける「雌雄異花同株」といわれる種類の植物です。そのため、花の咲き方が少し変わっています。
まず、葉の脇から細い花柄を伸ばし、その先に花径3㎝ほどの花を咲かせます。これは雄花で、4枚の弁があり、中心の黄色い雄しべが綺麗なコントラストを作り
出します。
憐な姿を見せてくれます。
   次々と咲くお花を見比べて楽しむのも楽しいですね。
   花が終わるとむかごをつけ、それらがこぼれ落ちて発芽して株を増やします。冬の間は地上部は枯れてしまいますが、春にまた芽吹き出します。
   身近な野菜であるキューリ・カボチャ・スイカも「雌雄異花同株」の類だそうですよ。

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