遍照寺
住職のひとりごと

大雪の予兆

2013年12月4日公開

◆いよいよ寒くなってきました。
今日、今冬2度目の霜が降りました。高い山では、先日初雪となり冬本番間近となってきました。
境内は、植木の雪吊り作業も終わり冬モードに入りました。近年は、温暖化の影響でしょうか、水分を多く含んだ重たい雪が降り植木を傷めます。

◆今冬は、大雪の予報が出ています。今秋、カメムシ(強力な臭いを発する)が大発生しました。叉、カマキリが高いところに卵を産んでいます。
カメムシ・カマキリの話は、大雪の予兆と言われています。出来れば、程々であって欲しいです。

◆これから年末まで新年の準備に追われます。

「夢但馬2014」
「桔梗吟行のいざない」

◆来年4月より1年間、但馬全域で新しい地域作りをめざして ~出会い・感動~「夢但馬2014」のイベントが、開催されます。
その一環の事業として遍照寺では、「桔梗吟行のいざない」を広く呼びかけをさせて頂き、俳句を募集致します。
併せて、チラシ・各ホームページ等で香美町を南北に流れる矢田川流域とジオパークの観光も紹介致します。
矢田川流域の花・文化・自然に触れて頂き、香住で是非、お泊まり下さい。
地域の活性化に皆様のお力を貸して下さい。

■俳句テーマ
「遍照寺の桔梗」と「矢田川流域・ジオパーク観光」の雑詠

■応募方法
ハガキ・FAX・メールで募集致します。ハガキ等に住所・〒・氏名・年齢・電話番号を明記して送付して下さい。

★ハガキ→遍照寺 ★FAX→0796-36-0604
★メール→henjouji@ares.eonet.ne.jp

■募集期間 平成26年6月20日から11月30日(当日消印有効)
■応募条件 テーマに沿った自作未発表の作品に限ります。お一人3句迄。
■選者 澤井洋子(兵庫県俳句協会会長)「貝の貝」主宰
岡部榮一(兵庫県俳句協会副会長)「玄鳥」主宰
小杉伸一路(兵庫県俳句協会常任理事)「九年母」副主宰

■賞  最優秀賞 遍照寺境内に句碑を建立致します。
優秀賞・佳作には、賞品をお届け致します。

■発表 平成27年1月末
「夢但馬2014」・但馬七花寺霊場・遍照寺各ホームページ、日刊紙

■その他 団体様を歓迎致します。住職の都合が付けば法話をさせて頂きますので予約をして下さい。

■年明けと共にチラシを広く配布を致しますが、手に出来ないお方は、連絡を  下さればお送りを致します。 0796-36-3041

禍の来るや、人自らこれを生ず
福の来たるや、人自らこれを生ず

◆中国の淮南子(えなんじ)と言う書物の人生訓の一節の話です。
昔、占術などに通ずる老翁が住んでいたが、ある時、翁の馬が逃げてしまった。
馬を失ったことを、近所の人が気の毒がって慰めに来てくれた。すると翁は一向気にとめる様子もなく言った、
「これがどうして幸福に転じないことがありましょうぞ。」
果たして数カ月もたつと、その馬はどうしたわけか良馬を引き連れて帰って来た。
人々はさっそくお祝いの言葉を言いに来たが、「これがどうして禍に転じ得ないと申せますか。」と、少しもうれしそうでなかった。
翁の家は、子馬が次々に生まれ富むようになったが、やがて乗馬の好きな息子が、馬から乗り落ちて股の骨を折ってしまった。
ビッコになった息子をかわいそうに思った村人は、また翁を慰めにやって来た。
「いやいや、何でこれが幸福にならないことがありましょうぞ。」
翁は依然として平気のへいざであった。
その後一年たった頃、村は戦に巻き込まれ村の若者という若者は弓を引いて戦い、十人の中で九人までも戦死した。
しかし翁の子は障害者であったため戦争に駆り出されず、父子ともに無事であったという。

この話は、禍福がただ転換することや、人生の偶然性を指しているように思われますが、《偶然と見えることも皆人間が自らが招くものだ》と教えています。
すべては、縁から生ずる事であり、一喜一憂しない先を見据えた冷静な生き方が大事です。

雪囲いも終わり、年の瀬を感じます。 雪囲いも終わり、年の瀬を感じます。 雪囲いも終わり、年の瀬を感じます。