遍照寺
住職のひとりごと

俳句募集締め切り迫る

2014年11月21日公開

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桔梗吟行のいざないとして俳句の募集をしていますが、締め切りが迫って来ました。

締め切りは、11月30日です。投句の予定をされているお方は、早めにお送り下さい。

現在、送られた来た俳句の整理をしていますが、素晴らしいなと思う作品が沢山あります。

又、皆様の感性の豊かさに感心させられ唸っています。

新年1月末には大賞等の発表致します。

来年度も募集を致しますので宜しくご応募して下さい。

紅葉から冬の装いへ

山々の紅葉も終盤に入りました。境内のモミジが落葉を始める中、植木の雪吊作業が始まりました。

雪から植木を守るため大切な作業です。近年、温暖化で雪が重たくなり枝が折れるようになりました。

遍照寺の花も石蕗・モミジを以て終わり、借景と共に一気に冬の装いへと移ろいます。

先日、築山に残っている笹百合の種を集めました。

いつもは、自然の姿で発芽を待っていますが、思うように増えません。

そこで、昨年よりプロの手を借りて圃場で人工的に種をまいて発芽させて増やす試みをしています。

発芽に成功すれば、圃場である程度まで育てて移植をしようと思います。

発芽から開花までに7年はかかると言われる笹百合です。かなり難しい作業です。

種を蒔いても 縁が整わないと開花しない

笹百合は、昔、自然に裏山などで見ることが出来ましたが、今は、滅多に目にすることなく、桔梗と同じく絶滅危惧種に指定されています。

昔、山はエネルギーの産地として炭が生産され常に人の手が入っていました。

エネルギーが、炭から石油に取って代わってより山の雑木は切られず、植林が進み成長すると共に陽の差し込まない山となって笹百合などが咲かなくなりました。

森では、色々な植物が、静かにじっと花咲く縁が整うことを待っています。

笹百合は、陽が差す時をじっと何年も待ち続けいるのです。

そして、山の木が伐採され陽が差し込むと自分の存在を誇示するが如く芳香を漂わせて咲き出します。

ひょっとして将来、何十年も待って咲く笹百合があるかもしれません。

過去の縁の花が今咲いている

私たちの人生も過去に出会った縁の花が今咲いています。

これからの新たな縁が新たな人生の花を咲かせます。

私たちに、良い縁が巡り来るよう願わずには居られませんが、縁が巡って来ているのに気づかずに見過ごしています。

縁も良い縁ばかりではありません。

縁を見分けることも大事にですが、自分の心の有り様で巡ってくる縁が変わって来ます。

桔梗の花も出会いでした

桔梗の花を植えるまでは、いろんな花を何年も植え続け、とうとう植える花がなくなり途方にくれていました。

ある夏、境内の草取りをしていた時に、松の木の下の苔の中に咲く一輪の桔梗花に出会い、その映える美しさに感動を覚え、遍照寺の花は桔梗だと確信を持ちました。

それが遍照寺を桔梗寺へと導くご縁でした。今思えば、私の人生をも変える出会いでした。