遍照寺 ホーム住職のひとりごとツワブキの花が咲き出しました

ツワブキの花が咲き出しました

住職のひとりごと 2013年10月3日に公開 | 11年前の投稿

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◆またもやご無沙汰をしてしまいました。
桔梗の花も終わろうとしています。葉っぱも枯れ出して見にくくなって参りましたので、今日から刈り取って少々の肥料を与えます。
3ヶ月の長い間、私達を癒しエネルギーを頂いた花も終わり、来年の準備に入ります。

◆シュウカイドウの花も終わろうとしています。
9月5日、京都大原の宝泉院・三千院・寂光院にお手伝いさん3人とお参りを致しました。
目的は、シュウカイドウの育て方の勉強です。何処とも大きく元気に花が咲いていました。日陰程大きく育ち、近くに水があり湿気の多い所が適地のようです。
遍照寺には、適地が少ないですが、長期計画で取り組みます。

◆ツワブキが、咲き出しました。今年は、例年より半月程早いように思います。
何故でしょうか。桔梗を刈り取った後の苔の中で、黄色い花を咲かせます。
10月中頃には、満開になる思います。お参り下さい。

◆今、来年4月から行われる「夢但馬2014」の協賛イベントの企画をしています。
桔梗を愛でて俳句を投稿して頂く計画です。イベント名は、「桔梗吟行の誘(いざ)い」です。
俳句の題としての「桔梗」を広くPRしていきます。
お寺には、文化の香りも必要です。単年事業とせずに継続出来ればと思います。
最優秀作は、境内の風景の一部分として句碑を建てます。詳細は、今月中に発表します。

◆今、但馬は、過疎・少子化に直面し、将来の大きな課題となっています。
都会から大勢の人達にお越し頂く事が大事であり、「桔梗吟行の誘(いざ)い」と合わせて、香美町を南北に流れる矢田川流域とジオパークの観光も紹介致します。
点でばらばらの素材を面にして地域の活性化の一助となることを願っています。

◆9月27~28日の両日、四国88ヶ所霊場第20番鶴林寺から27番神峯寺迄の8ヶ寺のお参りを致しました。
6年ぶりのお参りですが、数ある石段の上り下りに足腰の衰えを感じ、先輩の遍路さんが、口々にお参りは若い時が良いと言われていた意味が身に染みて解る年となりました。
私達は、歳を愚痴ることなく最後までどのように生きるかです。
どんなことでも良いから先々を見据えて張りのある日々をいつまでも生きたいです。

◆私達が死してなお残る物のは何でしょうか。
金品は、すぐに無くなりますが、生き様は、故人を知っている人が無くなるまで残り続けます。
故人の人格を讃える話は良く耳に致しますが、恐ろしいことに時には、死してなお、後ろ指を差されます。
人生の終活、日々楽しみながら如何に死を迎えるのか、難しい命題です。

◆今月は、講習・研修が集中しています。合わせて6日間大阪・京都に出かけます。
目に見えて記憶力が衰えて大変です。
70歳を越えた住職が、若者に混じって元気に勉強をしておられます。
栃木県から来られているある老僧が言われました。「怠惰にならないように」来ています。唯々、後ろ姿を拝し着いて行きたい思いになりました。

桔梗はまた来年。秋のツワブキはこれから咲いてきます。 桔梗はまた来年。秋のツワブキはこれから咲いてきます。 桔梗はまた来年。秋のツワブキはこれから咲いてきます。 桔梗はまた来年。秋のツワブキはこれから咲いてきます。

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