遍照寺 ホーム住職のひとりごと1番花が咲き出しました

1番花が咲き出しました

住職のひとりごと 2014年6月10日に公開 | 10年前の投稿

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平年より早く桔梗の1番花が咲き出しました。

1番花が年々早くなるように思いますが、まず咲き出すのは、アポイ桔梗です。

北海道のアポイ岳を原産とする背丈が20㎝ほどの桔梗です。

遍照寺の境内では、7月上旬にかけてアポイ桔梗が咲き、続いて皆様がご存じの背の高い桔梗が境内を埋めます。

今年も期待通りの花が咲きそうです。

どうぞお越し下さい。心を込めたおもてなしの準備をしています。

(写真:桔梗の1番花)

ホトトギスと桔梗

昨年はあまり聞けなかったホトトギスが、深夜2時頃から鳴き出します。

ホトトギスの美声に起こされ睡眠不足が続いています。

その日の天候によりますが、10時頃迄大きな声でさえずり境内を別世界へと誘います。

ホトトギスの世界に入り客殿で静かに眺めて頂く桔梗は、格別のおもむきがあり、この上ない安らぎを感じます。

感謝が先でしょうか、後でしょうか

幸せだから感謝するのではなく、感謝するから幸せ感が生まれる (小豆島保安寺より)

私たちは、際限のない幸せを求めて、求めても求めても感謝することを知りません。幸せであることに気づかない貧しい生き方をしています。

不思議なことに、まず感謝の心をもっていたならば、貧しくても家族がそろって健康で一つ屋根の下で暮らせることに幸せを感じ大きな満足を得る事が出来ます。

大宇宙の中で生かされている自分に早く気づきたいものです。自分を中心に見つめている物の見方が反転して新しい世界が開け真の感謝が芽生えます。

感謝の心で接すれば、すべてが大事に思えてきます。

 

 

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