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遍照寺の住職と副住職が日々の出来事や境内の花情報を綴ります。

住職のひとりごと

住職のひとりごと 2017年6月20日に公開

第3回句碑除幕式・入選者表彰式を行いました

先日、19日快晴高温の中、第3回の句碑除幕式・入選者表彰式を行いました。 午後2時より、選者の先生、来賓10人・入選者23人・同伴者25人・遍照寺役員10人など70人、遠方の皆様にも参席を頂いて無事終わりました。 桔梗大賞は、豊岡市増田節子様の作品「慈しみ守られて咲く桔梗花」に決まり、境内に3基目の句碑を建立し除幕をいたしました。 除幕後、ご本尊への報告法要・入選作の披講を行い、表彰状・記念品の授与・選者講評の内容でした。 今年も引き続いて俳句の募集を致します。皆様のご協力を切望いたします。 間もなくホームページからも投句できますのでご利用下さい。

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住職のひとりごと 2017年5月25日に公開

桔梗が日に日に大きくなります

桃葉桔梗が満開 春花もあっという間に咲き過ぎました。 今は、白雲木が終わり、今年、提供を受けた桃葉桔梗が満開です。 キキヨウ科ホタルブクロ属の花で、初夏から夏の花壇を涼しげに彩ります。 桔梗が咲く迄、主役になれる花で暑くなって来た今、一服の清涼剤となります。 桔梗の花を待つばかり 桔梗の補植・支柱立て・施肥も終わり、開花を待つばかりになりました。 庭園の抜草にはいずり回り、植木の葉刈りも終わり綺麗な庭になりました。たとえ花は無くても苔庭が癒しのパワーを発散しています。 行事が目白押し 来週、29日より同行のお方と西国観音霊場のお参りを致します。琵琶湖周辺・播磨の国を巡りますが、無心の境地の体感に喜びを感じます。 6月5日は、観音堂の屋根改修工事の起工式を行い、秋の完成を目指します。 桔梗の花もかなり咲きだす19日は、第3回桔梗俳句入選者表彰式・桔梗大賞句碑除幕式と続き、桔梗参拝が始まります

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住職のひとりごと 2017年4月7日に公開

大雪の遺作

紅梅   いよいよ、暖かくなり紅梅に続いて桜が開花しました。 満開にはもう少し時間が掛かりますが、間もなく但馬も桜花爛漫の里に変身いたします。 今年は、2月10日に大雪となり、境内の植木が沢山折れてしまいました。 掲載の写真は、その大雪で折れた植木・桜で大作を生けています。 横たわる木は、サルスベリの古木。 左に五葉の松、右端には桜の組み合わせですが、迷作です。 強い者で折れた桜は、そのままでも開花します。 境内もこれから春花の盛り合わせで賑やかになります。 お参り下さい。  

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住職のひとりごと 2017年3月1日に公開

インドの仏跡を巡って来ました

2月7日より7泊8日の日程でインドの仏跡を巡ってまいりました。 ブログの更新を早くと思いながらも、帰国後、毎日予定に追われ、その上、巡拝の疲れが長引き気力が衰えてしまいました。 予想以上の強行軍の上、想像を絶する凸凹の悪路に揺られての移動となり体力との勝負でした。   7日 早朝、香住を立ち関西空港に向かい、13時過ぎ機上の人となり、香港経由で、日本時間24時にデリー空港に降り立つ。 入国手続き、インドではマリーゴールドは神仏に捧げる神聖な花であり、お客様を迎える花輪にもなり、花輪で歓迎を受けホテルへ移動、チェックインしてシャワーは、3時30分。 時差3時間30分によりインド時間24時   8日 今日は、空路でパトナに向かい、釈尊常住の地、ラジギールへの行程ですが、いきなり濃霧により飛行機が遅れる。 11時50分デリー発、1時間30分で機内より雄大なヒマラヤ山脈の雪景を

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住職のひとりごと 2017年2月4日に公開

2月6日俳句入選作品発表します

立春を迎え気持ちは、春モードに変わりました。 先般の寒波で50㎝の雪が降りましたが、今は、春の気配を感じ心も躍りかけています。 2月6日に第3回桔梗寺遍照寺俳句入選作品の発表を致します。 当日、新聞取材をお願いし、当遍照寺ホームページにも掲載をいたしますのでご覧下さい。新聞は、地方版の掲載となります。 投句頂きました皆様には、6日発送にて粗品と共にお知らせを致します。 今年も句碑の建立が出来ますこと何よりと喜んでいます。投句頂いた皆様、選者の皆様、関係者の皆様に篤く感謝申し上げます。 本年も引き続き募集を致しますので宜しくお願いを申し上げます。     インド仏跡巡拝に出かけます この度、僧侶なれば憧れて一度は足を運びたくなるお釈迦様の聖地を訪れるご縁に恵まれました。 総勢12人の有志で2月7日より7泊8日にて6大聖地を巡ります。 お釈迦様が誕生されたネパールのルンビーニ・悟りの地ブッダガ

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住職のひとりごと 2016年12月7日に公開

巨石が庭園を引きしめました 

    5トン・6トンの巨石が、やってきました。 写真は、客殿前の桔梗庭園の左右に座った巨石です。周囲を圧倒して、その存在感は並ではありません。 今思えば、この巨石は、遍照寺に座るべき運命にあったように思います。 この石は、4年前に近くの県道の防災工事の折に出た石で、「味取(みどり)の俵石」と呼ばれています。22万年前に流出した味取火山の玄武岩です。俵のような形に割れる事から俵石と呼ばれています。かって当地では、墓石にも利用されていました。 10数個の石を頂き裏庭に石庭を築きましたが、その折りに希望を致しましたが叶わずに他人の手に渡った2石です。 それ以来、この石も大きいが故に納まる場所が定まらずに今日に至り、懇意にさせて頂いている所有者よりのお申し出により遍照寺へやってきました。 鎮座して頂く場所を詮索致しましたが、正面に堂々と座って頂きました。50トンクレーンでやっ

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住職のひとりごと 2016年11月13日に公開

お大師様の足跡を辿って 高野山町石道巡拝

遍照寺境内は、ツワブキも終盤となり、紅葉の頃となりました。 今年は如何でしょうか。 今ひとつの感が致しますが、名所では、綺麗ですか。 でも秋の装いを味わっ下さい。   先日、10月26日に昨年の小豆島徒歩巡礼のお礼まいりに高野山の奥の院へお参りを致しました。 車で参ればいとも簡単に楽にお参りが出来ますが、難行を選択してのお参りとしました。 高野山の町石は、九度山町の慈尊院から高野山壇上伽藍までに180基、伽藍から奥の院の迄に36基が建てられています。 昔は、木造の卒塔婆が建てられていましたが、文永2年(1265)に高野山の高僧の発願により20年の歳月を掛けて今の200余の町石が弘安8年(1285)に完成しています。 この町石は、高さ約3メートル、五輪卒塔婆の形をした石柱で1町(109㍍)毎に建てられ、金剛界・胎蔵界諸尊の梵字と施主名が刻まれ我々の二世安楽を祈ると共に、高野山参詣表

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住職のひとりごと 2016年10月19日に公開

ツワブキが咲き揃ってきました

桔梗・シュウカイドウの花が終わり、境内は、今、ツワブキの花が咲き揃って来ました。 ツワブキは、山頭火が愛した花としても有名ですが、花の少ない秋の庭で、すっきりとした黄色い花を付けてひときわ目立っています。 今年は、全ての花が早くから咲きだしており、ツワブキも今月末には、終わるかも知れません。 11月になれば、6日よりマツバガニが解禁となり、香住の街は賑わいます。 そのカニのお客様に癒しの一時をお過ごし頂きたくツワブキを植栽していますが、今年は、花の時期が速まりそうです。 でも、お寺の雰囲気は、一服の癒しそのままです。 どうぞお参り下さい。   『高野山町石道を歩きます』 昨秋、小豆島88ヶ所霊場を徒歩で巡拝をいたしましたが、まだ高野山への、お礼参りが済んでいません。 今は、車ですから簡単に済ませる事が出来ますが、それでは大きなお陰も頂けません。 そこで、かねてから暖めていた、高野

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住職のひとりごと 2016年8月30日に公開

シュウカイドウ(秋海棠)が見頃です

桔梗の花も終盤を迎えて寂しくなって来ましたが、シュウカイドウが見頃を迎えています。 桔梗の後の花として植えていますが、9月半ばまで見られます。 猛暑・少雨で日焼けした株も有りますが。 昨年より、大きくなりボリュウム一杯に花を咲かせています。 この花は、日陰でないと育ちません。 種が落ちて芽吹いて育ったところが適地であり、好きなところに植えてもだめです。 境内に広がりを見せるには時間が掛かりす。 花も人も置かれた環境のままに育つことが、よく解ります。 子育ての環境作りが、親の手に負えなくなって来ています。 新商品が次々に販売され、それに一喜一憂し振り回される姿に不安を感じずにはいられません。 経済が全てに優先する社会は、永遠に続くのでしょうか。 この結末は、何時かの時に出るのでしょうが、末恐ろしさを感じます。   10月半ばからは、ツワブキが咲きま す 花の少ない秋に、杉苔の中で黄

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住職のひとりごと 2016年8月5日に公開

花は少なくなりましたが、まだ綺麗です

酷暑の日々、花の数は少なくなっていますが、次々に新しい蕾が生まれて咲いています。 桔梗は、一輪でも私たちのハートを捕らえ青紫色に涼を感じます。 いよいよお盆です 13日はロウソク祭りです 今日、5日からお盆の勤めに入ります。 暑い中で取りあえず境内の草取り等を済ませ各家のご先祖を迎える準備を終えました。 暑さが身に染みて行動が鈍ってきた自分を覚ります。 13日の薄暮より「万灯会」ロウソク祭りを行います。 1000本のコップローソクに火を灯し、ご先祖をお迎え致します。 ご希望のお方は、早めにお越し頂いて点灯して下さい。 お盆の間、ご先祖をお迎えし、家族・親族で語らい合って感謝の誠を捧げて下さい。 私たちの人生にとって大きな糧となります。   お盆が過ぎたら秋海棠(シュウカイドウ)が、咲き揃います 秋海棠は、もう既に咲いていますが、お盆が過ぎたら一気に咲いてくるでしょう。 年々、増え

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