遍照寺 ホーム住職のひとりごと

住職のひとりごと

遍照寺の住職が桔梗や日々の出来事を綴ります

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住職のひとりごと 2018年5月22日に公開

大師堂の屋根替え工事が始まりました

5月の連休明けより、昨年の観音堂の屋根替え工事に引き続いて「弘法大師」をお祀りする大師堂の屋根 替え工事が始まりました。 素屋根を付けた足場工事が17日に終わり、大工工事が始まっています。 暑い夏に向かっての工事で大変ですが、9月には新たな立派な姿が無事見られますよう祈っています。 皆様には、銅板奉納(一枚1000円)でご協賛・ご協力下されば幸甚に存じます。 お願い事とお名前を書いた銅板で屋根を葺いて皆様の安寧をお祈りします。 屋根裏を走り回りねぐらにしている動物がおしっこなどの災いをしていましたが、屋根の解体でその正体 が判明致しました。 「イタチ」でした。屋根裏に2匹の生まれて間もない赤ちゃんを置いて逃げていました。 その赤ちゃんは、今、スポイドでミルクを貰って時々鳴いています。 何処まで育つか疑問ですが、山に帰ればと願っています。  

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住職のひとりごと 2018年5月18日に公開

桃葉桔梗 清楚に感動

兼務寺の三川山大祭を勤め、息つく暇もなく遍照寺の境内・桔梗の管理を含め日常の寺務に追われている 間に「桃葉桔梗」が咲きだしました。 桔梗が咲くまでの花として今年より本格的に植栽を致しました。 清楚で控えめな感じが寺景にピッタリとマッチしています。 皆様、今です。 桃葉桔梗が眺め頃となっています。 お待ちしています。  

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住職のひとりごと 2018年4月9日に公開

三川権現大祭のご案内

桜花の咲きだし共に追われるように忙しくなってきました。 遍照寺境内の春の掃除と花の植栽が急がれます。 桔梗より一ヶ月早く咲きだす、桃葉桔梗を本格的に植栽を始めます。 併せて兼務寺の大祭を5月3日に開催いたします。 三川権現は、真言宗よりも古く山岳宗教として始まった修験道の霊場として繁栄をして来ました。 参拝者が少なくなったといえども今も多くのお参りの人達で賑わいます。 当日は、メイン行事として修験道の護摩である柴灯護摩を10時過ぎより境内で勤めます。 ご祈願を当日、受付けにてお申し出下さい。 お参り出来ない皆様も、「三川権現」のホームページで申込が出来ます。 http://matsuri.mikawagongen.com/ 皆様のお参りをお待ちしています。    

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住職のひとりごと 2018年4月8日に公開

小豆島88ヶ所霊場遍路の旅

  桜花咲く小豆島の88ヶ所霊場参りに25人の皆様と出かけました。 3月26日~28日の2泊3日で88ヶ所の半分をお参りしました。残りの半分は来年お参りします。 四国88ヶ所・西国33ヶ所の札所も何度もお参りをしていますが、小豆島が一番好きです。 遍路修行の原点が残っているのが、小豆島です。 宿は、遍路宿にお世話になります。到着時と出発時、宿の玄関でお勤めをします。お世話になった気持ちを表すためにそのお家のご先祖の供養を勤めます。ずーと昔の遍路は、歩きながら一夜の宿は布施行の一つとして提供を受けて旅をしていました。お世話になり同じように玄関でお勤めをして感謝の気持ちを表します。 宿では、朝夕のお勤めをし、食事の最後には、弘法大師にお供えをした仏飯をまわして少しずつ頂きご馳走様となります。食べ物に対する感謝の行です。 霊場を巡り般若心経をお唱えし、非日常の時間を過ごす内に全てから解

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住職のひとりごと 2018年1月27日に公開

第4回桔梗俳句入選発表は2月6日です

寒波は、境内を再び見事な白銀に飾り付けました。 積雪、40㎝です。境内は、日陰が多く当分の間、雪に覆われたままです。 ロウバイの花を待っていましたが、この寒さで蕾が凍結しています。 この時期、境内、唯一の花が、咲くことなく落ちてしまいます。 第4回桔梗俳句入選発表の準備が出来ました。 200余名の皆様から517句が寄せられました。 桔梗大賞他31句の入選発表を、2月6日に行います。 新聞発表と遍照寺ホームページで公開いたしますのでご覧下さい。 ご応募頂いた皆様には、5日に郵便発送致しますので翌日には届きます。 楽しみにお待ち下さい。 (写真は寒波に震えたローバイ・蕾は根本に沢山落ちてしまいました)  

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住職のひとりごと 2017年11月24日に公開

観音堂の屋根改修完成

半世紀ぶりに改修をしていました観音堂(本堂)の屋根が完成いたしました。 銅板葺きに改修を致しましたが、予定より延びて5ヶ月を要して尊容が姿を現しました。 観音堂は、遍照寺のご本尊11面観世音菩薩をお祀りする大事なお堂です。 これから先、少なくとも半世紀はご本尊を風雨からお守り出来ます。 この崇高な浄行に浄財・銅板奉納をもってご協力下さいました皆々様に感謝を申し上げます。 来年5月連休明けよりは、隣接する大師堂の屋根改修に着工致します。 引き続き皆様のご芳情を宜しくお願い申し上げます。    

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住職のひとりごと 2017年11月18日に公開

一気に深まる紅葉

今かと待ちわびていた紅葉が、一気に深まって来ました。 やはり、寒くならないと綺麗になりませんね。 石蕗も残るところ僅か。 庭園、今年最後のデモンストレーション、その存在を圧倒的にアピールする紅葉。 私たちを桔梗と同じように引きつけて離しません。 明日19日、当地山間部は、雪の予報。 紅葉もあっという間に終わりそうな気配が致します。 満喫するには今です。 紅葉が終われば、庭園も雪吊り等をして装いを新たにします。 おせち料理など新年の話題に、せわしさを感じますが、いよいよ来月は、新年を迎える準備に入ります。    

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住職のひとりごと 2017年10月27日に公開

ツワブキが満開です

久しぶりに動画を紹介します。 ツワブキ(石蕗)が、境内全体に咲いています。 桔梗の花が終わった後、少しづつお礼の施肥をし、根本から刈り取り、現在は、綺麗な苔庭となっています。 その中で、ツワブキの黄色い花が、一際私たちの目を奪っています。 秋空の下では、美しさが一段と増し、風情が深まります。 間もなく、紅葉も始まりますが、紹介いたしますのでお越し下さい。

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住職のひとりごと 2017年9月18日に公開

桔梗が終わり、シュウカイドウが咲いています

  今年は、どうしたことか、桔梗の花が何時までも咲き続けていました。平年ならば、8月に入れば、大体終わっていましたが、今年は、20日 を過ぎても朝の花摘みに時間がかかりました。 低いキキヨウは、2番花が綺麗に咲きましたが、普通の桔梗は、2番花が咲かずに終わりそうです。 桔梗の後の花として秋海棠(シュウカイドウ)が咲いていますが、今年は、例年の半分の花です。 秋海棠は、日陰に育ちます。紅葉の大木の陰で育っていましたが、その紅葉が、枯れてしまい日傘が無くなってしまいました。移植先を捜し ています。 その上、別の場所では、鹿の餌となってしまい惨めな事となっています。 でも、目立たずに陰で可愛らしく咲いている株も沢山ありますので是非お参り下さい。    

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住職のひとりごと 2017年9月18日に公開

お茶会相次いで開かれる

裏千家淡交会但馬支部研修会 7月12日(水)、桔梗の花満開の好日、淡交会但馬支部研修会が、遍照寺を会場として開催されました。 但馬各地より40名余の先生が足を運ばれ、屋根改修のため薄暗く落ち着かない本堂で、拙僧の拙い法話をお聞き頂き、客殿にて茶会 を開かれました。 和服に身を正し、日本を代表する茶文化を極め続け普及に尽力されている諸先生の集いに遍照寺も久しぶりに凛とした雰囲気となり、 非日常の文化の香りに包まれました。 桔梗の花が咲く境内で、文化的な催しを開きたい思いが実現致しました。この上なく有難く今後もこのような機会があらんことを 切望しています。   観月茶会 大字宗豊社中(豊岡市)の皆様   9月2日(土)、桔梗の2番花に歓迎される中、一足早く観月茶会が行われました。 豊岡市在住の大字宗豊社中10名様の集いです。 住職は、法事のため不在、皆様と歓談出来ず失礼を致

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